趣旨・目的

病気や障害とともに仕事を続けるために

ご挨拶

我が国では、２人に１人ががんに罹患し、がん患者の３人に１人が働く世代であると言われています。また、「平成22年国民生活基礎調査」に基づく推計によると、仕事を持ちながら、がんで通院している人は32.5万人に上っているという調査結果がでています。しかしながら、病気や障害を抱える労働者の中には、職場の支援体制の不足や職場の理解不足などにより、離職を余儀なくされる人も少なくありません。

当会は労務管理や社会保障制度に精通した唯一の国家資格者であるという社会保険労務士の専門性を活かして、がん診療連携拠点病院等医療機関においての就労相談の相談員の派遣、企業への相談会、説明会講師の派遣等を行うなど、様々な事業に取組んでいます。

がん患者・障がい者等の方が、疾病や障がいの特性等に応じて多様性や能力を発揮し、活躍できる環境が整備されるようになれば幸いです。

がん患者・障がい者等就労支援特別委員会
（旧　社会貢献委員会　がん患者等就労支援部会）