「ワーク・ライフ・バランス」に関するワークショップ参加企業を募集します
東京都社会保険労務士会 業務推進委員会
東京都社会保険労務士会では、今年度、一般企業の方を対象とした「ワーク・ライフ・バランスに関するワークショップ」を下記要領により、開催することとなりました。
一般企業の皆様で、ワークライフバランス(以下「WLB」)やワークショップにご興味のある方は、是非ご参加ください。
また、本会会員の皆様におかれては、顧問先事業所も大歓迎ですので、是非ご推薦くださいますようお願いいたします。
ワーク・ライフ・バランスの必要性について
我が国の人口が減少に転じて今年で10年になります。今後ますます少子高齢化の傾向が続くことが予想され、これに伴って労働力人口の減少も懸念されるところです。
一昔前であれば、WLBといえば子育て支援の福利厚生的な意味合いで語られることが多いものでした。
しかし本来のWLBとは、一人ひとりが健康的に生きがいをもって働き、仕事上の責務を果たすとともに、家庭生活や地域とのつながりなどの面でも、人生の各段階において多様な生き方を選択し実現できるものでなくてはなりません。
企業にとってもWLBの実現は、多様な働き方の実現を通じて、優秀な人材を確保するための経営戦略として、業種や企業規模に関わらず必要な取組みとなってきております。
社会保険労務士がWLBの実現のためにお手伝いできることには、多様な働き方の選択肢を広げる、法的側面からのサポートがあります。一例として、変形労働時間制やテレワークなどの導入を提案することがこれにあたります。
一方で、「夜遅くまで働くことを評価する」「休暇が取りにくい」といった企業風土を、労務管理のあり方によって変えていくことも、社会保険労務士ならではの企業支援といえるでしょう。
WLBの推進は、企業と社会保険労務士が協働し、働く人の意向を十分に反映しながら取り組むことによって、大きな成果が得られます。
ワークショップとは
ワークショップとは体験講座と言い、講義を聴くだけの一方通行の座学ではなく、ファシリテーターと呼ばれる進行役を中心に、参加者同士が討論を行うことによって問題点や課題を発見し、解決方法を探る参加型の講習会です。参加者から多様な意見が出されることにより、業務の改善につながるヒントを導き出すことを目標とします。
ワークショップの実施要領
1.日時:平成28年6月8日(水) 13:30~16:45
2.場所:東京都社会保険労務士会館 研修室
東京都千代田区神田駿河台4-6
御茶ノ水ソラシティアカデミア4階
3.参加費用:無料
4.募集企業数:5社程度
5.対象企業:業種は問いませんが、従業員数50名以上が望ましいです。
6.申込方法:下記入力フォームに必要事項を入力のうえ、お申し込みください。
入力フォーム(別のウィンドウが開きます。)
〆切は、平成28年5月20日(必着)です。平成28年5月31日まで延長しました
応募企業には、改めて詳細をご連絡致します。
今後の予定等
ワークショップに参加することは、自社の現状と課題を発見するだけでも有益となりますが、更に課題解決に向けて継続的に取り組み、目標を達成することが最も大切です。そこで、今回のワークショップに参加頂いた企業には、その手助けとして、本年度中は無料にて専門家がコンサルティングをいたします。是非この機会にワークショップに参加頂ければと存じます。
一方、社会保険労務士にとっては、ワークショップにおけるファシリテーター等としてのスキルは、WLBのみならず、労務相談全般に生かしていくことができるものです。
当委員会では本年11月頃を目途に、本会会員を対象として、ファシリテーター等のスキル習得のための養成研修会を企画します。その際、6月8日に実施するワークショップ参加企業をご推薦頂いた会員には、研修受講料を無料といたします。
なお、ファシリテーター等養成研修会の詳細は決まり次第、改めて会報でお知らせ致します。